みやしろ町から

大学生が「日本のこれから」を考えるブログ

社会

「生涯学習社会」とは何か

「生涯学習社会」という言葉は誰しも一度は聞いたことがあるだろう。ただ、その考え方や課題については詳しく知らない人が多いと思われる。今回は、私が大学で受けた「生涯学習論(2単位)」の講義をもとに、生涯学習社会について考えたことをまとめていきた…

日本のムスリムと共生するために

私の住む宮代町に隣接する埼玉県春日部市に、日本のモスク第1号である、一ノ割モスクがある。日本の中でムスリム社会が意外にも身近なところにあるのは興味深い。皆さんの住む街の近くにもモスクはあるだろうか。 今回はイスラーム教と日本社会に注目して、…

イスラーム報道を考える

遡ること2015年1月7日、フランス・パリ11区にある風刺週刊誌を発行している「シャーリー・エブド」本社に覆面をした複数の武装した犯人が襲撃し、12名の尊い命が失われた。原因はこの会社の発行する新聞に掲載されている風刺漫画による宗教批判だ。2001年の…

5G社会は何ができるのか

昨年の10月に、総務省は「5G」電波の割り当てを発表した。ソフトバンクをはじめとする国内4社が、2020年内に商用通信サービスを開始する見通しである。 ところで、最近まで私は5GのGはギガだと思っていた。正解は、Generation(世代)のGであり、5Gとは第5世…

東京は再び「砂漠化」するのか

「砂漠化」といっても、東京が砂の中に埋もれてしまうわけではない。 東京の砂漠化は高度経済成長期の東京オリンピック開催直前に起こった。人口増加に水の供給が追いつかず、大渇水の状態になってしまったのである。だから砂漠化なのだ。 現在でも渇水は起…

宅急便は空を飛ぶのか

図書館で借りてきた「魔女の宅急便」を久しぶりに見る。 そういえば宅急便が空を飛ぶ日は来るのだろうか? そして、先日のニュースを思い出す。 ヤマトホールディングスが7月31日に発表した2019年4~6月期決算に市場関係者は驚きの声を上げました。大幅な値…

私たちに戦争の責任はあるのか

まもなく終戦の日を迎える。戦争といえば、徴用工や慰安婦問題は未だ解決の糸口が見えない。現代に生きる私たちが戦争の責任を負わなければならないなのか。 今回は、高橋哲哉『歴史/修正主義』を読んで考えたことを書いていく。 私たちは戦争の犯罪者ではな…

障がい者雇用で共生社会は実現するのか

障がい者雇用で共生社会は実現するのだろうか?今回は、障がい者雇用の現状と企業の取り組みから、共生社会を実現するためのヒントを考える。 2006年に施行された障害者雇用促進法により、これまで障がい者の雇用創出と社会参画が進められてきた。この法律に…

「育児士」が日本の子育てを変える可能性

今回は、2019年夏に新たに誕生する「育児士」という資格が、日本の子育てを変える可能性を考える。 ベビーシッター事業の歴史は30年と長いが、今回新たに「育児士」という資格をつくるのは、ベビーシッター文化を日本で広げていきたいという強い想いがあるか…

情報化社会をどう生き抜けばよいのか

情報化社会の中で、私たちはこれからどのように生き抜いていけば良いのだろうか。 今回は、堀江貴文『情報だけ武器にしろ。』(ポプラ新書、2019)を読んで考えたことを書いていく。 情報は発信しなければ意味がない 伝統文化の技術を発信する仕組みがあるべ…