みやしろ町から

大学生が「日本のこれから」を考えるブログ

情報化社会をどう生き抜けばよいのか

情報化社会の中で、私たちはこれからどのように生き抜いていけば良いのだろうか。

今回は、堀江貴文『情報だけ武器にしろ。』(ポプラ新書、2019)を読んで考えたことを書いていく。

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情報は発信しなければ意味がない

受動的になってはダメだよね。頭の中でいくら妄想しても世の中は何も変わらない。情報をアウトプットして他者と交流する事で始めて情報が価値を持つということだろうか。

「賢い人」が「情弱」から搾取をすることで社会が成り立っている。これは、現代版の「身分制度」と呼んでもいい。(p99)

肝に銘じておくべきだ。情報格差をどう埋めていくべきか。学校での情報教育の強化が必要だ。スマホの危険性だけではなくて、スマホをどう上手に使っていくべきかも学校教育で取り組んでいくべきだろう。

 

伝統文化の技術を発信する仕組みがあるべき

今は誰でもインターネットを通して技術を学べる時代だ。

寿司職人になるのに長い修行は必要ない。センスのほうが大事(p127)

この発言で著者のツイッターが炎上したのは有名な話だが、、、

著者のいうように、これから技術の価値がどんどん低下していくだろう。

例えば、なり手がいなくて困ってる産業があればその技術を公に発信するのはどうか。そう簡単に同じ質で技術は模倣されないだろうし、その技術に興味を持ってもらえる可能性も広がるはずだ。伝統文化を守るために、伝統文化を公開すべきだ。

 

普通は〇〇を安易に使うのは危険だ

この言葉はよく使ってしまう。でも視野を狭めてしまう事にもなりかねない。常識なんて時代によって全く違う。

私は歴史学科なのでそのことがよくわかる。例えば戦前に社会保障がうまくいかなかったのは貧困に対して自己責任論が強かったという背景がある。

加速度的に変化する社会では常識も加速度的に変化するかもしれない。恐ろしい。

 

何かアクションを起こさなければ

研究書は別として、この手の本を読んだ後に読み手の行動が変わらなければ、読む意味がない。

よって私は、情報を発信する手段としてこのブログを始めることをアクションにしよう。