みやしろ町から

大学生が「日本のこれから」を考えるブログ

「育児士」が日本の子育てを変える可能性

今回は、2019年夏に新たに誕生する「育児士」という資格が、日本の子育てを変える可能性を考える。

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ベビーシッター事業の歴史は30年と長いが、今回新たに「育児士」という資格をつくるのは、ベビーシッター文化を日本で広げていきたいという強い想いがあるからである。 

 

今日すぐに呼べるベビーシッターとは

「キッズライン」は1時間1,000 円~スマホからも即日手配可能なオンラインベビーシッターおよび家事代行マッチングサービスである。

いつでもどこでもネット上でサービスの予約をすることができる。また、サポーターごとに時単位の料金が異なっており、サポーターの実績や評価など、詳細なプロフィールを見て選ぶことができるので安心だ。

 

賃金の安さと職業としてのイメージの薄さが問題だった

これまでの保育分野は賃金の安さが問題であった。誰でもできる仕事だからだ。ただ、「育児士」という資格は職業としての社会的地位を高めることに繋がるかもしれない。最近では、元専業主婦で月商100万円を売り上げるベビーシッターも誕生している。確実に需要が存在する環境でバリバリ稼げるような人が増えれば、「育児士」のなり手も増えていくだろう。

 

団塊ジュニア世代がなり手となり得るか

現状として、50代から70代の子育てが一段落した専業主婦が大勢シッターさんになってくれているという。団塊ジュニア世代(1971年〜1974年生まれ)も今後なり手になり得る可能性が高いだろう。また、共働きが当たり前になりつつある中で、人数の多い世代が人数の少ない若い世代のサポートをすることができる仕組みは効率が良いと思う。

 

子育てに苦しむ人を救えるかもしれない

子育てや家事をアウトソースするのはもったいない、自分たちで頑張れるんじゃないか、と思う人も多いです。(下記参考より)

日本の子育てはまだまだ無理をしすぎているらしい。子育ては試行錯誤しながら親子と共に成長していくというストーリーはもう古い考え方なのかもしれない。

「育児士」の誕生が、子育ての方法などのちょっとした悩みから、虐待などの社会的問題まで、解決に導く可能性がありそうだ。子育てのプロが日本の子育てを変える日は近いだろう。

 

【参考】

キッズラインHP〈https://kidsline.me/