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【投票日は8月25日】埼玉県知事選挙、候補者は?

埼玉県知事選挙が、8月8日に告示された。投票日である8月25日(日)までの約2週間、激しい選挙戦が繰り広げられることになろう。 

今回は、埼玉県知事選挙に出馬する5候補者を紹介する。

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※写真は東武動物公園駅前で撮影した

 

映画「翔んで埼玉」とコラボ⁈

選挙ポスターが話題を呼んでいる。映画「翔んで埼玉」とコラボしたのだ。埼玉県知事選挙の投票率は20%代と低迷しているので、少し変わったポスターによって少しでも関心を高められるか。

各候補者の基本情報(届出順)

候補者名 年齢・所属 経歴 支持
大野元裕 55・無所属新 参院議員 立憲民主、国民民主、社民各県連支持
武田信弘 65・無所属新 元高校教諭  
浜田聡 42・N国新 放射線科医師 NHKから国民を守る党公認
桜井志津江 63・無所属新 元会社員  
青島健太 61・無所属新 スポーツライター 自民、公明推薦

 上田清司氏、5選は目指さず

前知事である上田清司氏は今回の埼玉県知事に出馬しない。上田清司氏は、16年間(4期)埼玉県知事を務めてきたが、前回の知事選挙では、自ら定めた3期12年の多選自粛条例を反故にして4選出馬を行った。それに対し、県議会最大会派の自民党県議団が反発したという経緯がある。

青島氏と大野氏の一騎打ちの構図か

青島氏は自民公明の推薦を得ている。一見当選最有力のように見えるが、政治経験に乏しいことが不安要素である。組織的な力がどのくらい発揮されるか。

一方で大野氏は主要野党の支持を得ている。加えて、前知事の上田氏も大野氏を推している。前参院議員ということもあり、経験値という観点から見れば、優位な状況か。

最近注目されている、NHKから国民を守る党も立候補を擁立した。浜田氏、武田氏、桜井氏が選挙戦に与える影響も軽視できない。

県政を担えるのは誰か

16年間続いてきた上田清司氏の知事職を引き継ぐことになる。県政をしっかりと行うことができるのは誰であるか、有権者はしっかりと見極めなくてはならない。

【参考】

  • 読売新聞「知事選 5新人出馬」2019年8月10日付朝刊,埼玉2ページ