みやしろ町から

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埼玉県知事選挙、大野元裕氏が初当選

埼玉県知事選挙は8月25日に投票日を迎え、開票の結果、大野元裕が初当選を果たした。投票率は32.31%となり、前回選挙より5.68ポイント高くなった。埼玉県知事選挙の投票率が30%を超えたのは実に16年ぶり。

 

【選挙結果】

  1. 大野元裕 無新 野党支持 923,482(47.9%)
  2. 青島健太 無新 自公推薦 866,021(44.9%)
  3. 浜田聡   N国新 N国公認 64,182(3.3%)
  4. 武田信弘 無新                   40,631(2.1%)
  5. 櫻井志津江 無新               34,768(1.8%)

 

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※写真は東武動物公園駅前で撮影した

 

予想通り接戦に

選挙は事前の予測通り与野党対決で大接戦となった。選挙戦前半は青島氏有利の報道もあったが、結果的には上田清司氏の全面的支持を受けた大野氏が当選する結果となった。与党としては、政治経験のない候補者を擁立したのが失敗であり、完全に人選ミスだろう。ネット上でも選挙結果に対して、県民が冷静な判断を下したという声が多い。

 

投票率上昇の要因は?

投票率上昇の要因は、事実上の与野党対決について、接戦になることが予想されたからだろう。過去3回の県知事選挙は、上田清司氏に対する有力な対抗馬がいなかったため、投票率も低くなってしまったと考えられる。とはいえ、32.31%も全国的に見ればかなり低い数字であることは確かで、県政に対する県民の意識向上を目指していなねばならないことは明白だ。

なお、投票率上昇に「翔んで埼玉」とコラボした選挙ポスターがどれだけ効果を果たしたかは不明であり、私はかなり限定的なものであったと推測している。

 

N国は浜田氏の補選出馬を示唆

NHKから国民を守る党代表の立花孝志氏はyoutubeliveにて浜田聡氏の得票率を3〜5%と予測していたが、厳しい結果となったと発言した。また、10月の参議院埼玉選挙区補欠選挙について、浜田聡氏を出馬させることを示唆した。ワンイシューでの県知事選の難しさを改めて突きつけられる結果となった。またliveの中では、次期衆院選の289小選挙区全てで候補者擁立を目指す方針について、年内に解散があった場合は289全てでの候補者擁立を行わないと発言した。

 

【参考】